2013年9月14日土曜日

『脱資本主義宣言』トーク映像@長崎


2012年9月に行った九州トークツアーでの映像。
この話の内容は下北沢・気流舎や福岡・反転地でしたものと大体同じだが、『脱資本主義宣言』について話したいくつかのトークのなかでは、一番練って作ったもの。内容の一部を記すと…。
●資本主義のいくつかの批判すべきポイントのなかでも、自分が一番バカバカしいと痛感するのは、北の国で行われている過剰生産、過剰消費、過剰廃棄。続けて、シャンプーの新製品開発部署にいた人が「自分の仕事はゴミを増やすだけだった」と自省する文を読み上げる(このあたりの話を、五輪でもっともっと工事ができるぞと熱狂している人々に聞いてもらいたい)。
●『ウィ・アー・ザ・ワールド』はなぜ自分にとってピンと来なかったのか。南の貧困も、自分の問題とつなげて考えることの大切さ。
●ドールやユニクロがやっている海外戦略の異常さ。
●我々の多くは身のまわりのモノがどこでどうやって作られるか何も知らない。そんなことは人類史上初めてのこと。自然界とのつながりも忘れつつある。すべてのつながりに関して、集団健忘症に陥っているようなもの。

等々。最後には『脱資本主義宣言』の自然界に関する一節を朗読する。ここは、今までに書いた文章のなかで一番よく書けたかもしれないと思っているところ。



『脱資本主義宣言』トーク映像@長崎 
(2012年9月24日Share空間&BookBar "原田" にて)
http://www.ustream.tv/recorded/25672593
司会をしてくれているのは一緒にネットラジオをやってきたココペリさん。自分のトークは14分目あたりから約1時間。その後1時間半、質問や会場との討論。2時間05分目あたりから、たまたま長崎に来ていた外山恒一氏の乱入(?)あり。

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